キンキーブーツは満席で見れませんでした。おそるべしレディスデー。
・オペラ座の怪人
Gyaoで。微妙だった。
「スクラップメタル」でなっちが字幕やってることを思い出し、吹いた。詳しいことはすっかり忘れていたが、「お前の心のダークサイド」とか、「情熱のプレイ」とか、出て来た時は素でどうしてくれようかと思った。
あとこれはなっちのせいかわからんが、台詞がつながっていなくて意味がわかんねーところが多々。
そしてこれは脚本のせいだろうが、クリスティーナ? の尻軽っぷりが。特に後半。フラフラしすぎて感情移入できねぇ。
ていうかおれミュージカルわからん人だし。歌と通常せりふとまじってると、「?」と思ってしまう。
・DOOM
吹き替え。
あまり期待していなかった、というか、今までのロック映画同様、ロックが格好よければどうでも良い(他は詰めが甘い)映画かと思っていたら、意外におもしろかった。
ていうか主役はロックかと思っていたら、カールなのな。後半でアレ? って思ってしまった。そうするとオチが読めてしまうし、防止策としての演出なのかもしれないが、前半のロック主眼の撮り方は紛らわしい。いや、ある程度持ち上げるのはわかるけど、それにしてもロック様大暴れ映画かと思うじゃねーか。暴れてたけど。アクションだけ見たらカールより格好よかったけど。ていうかカールぜんぜん強そうに見えないよ。ロック方面にもカール方面にも中途半端になっているように思う。
お話はよくあるエイリアンみたいな話。特殊部隊の雰囲気は良かった。特訓のお陰だろうか。ていうかオマケの特訓風景でナイキのニット帽をかぶっているロック様が可愛かった。
他には一番最初に死んだ奴が好みであった。ああいうタフぶったダメな子に弱い。弄りてぇ。
・ブロークバックマウテン
吹き替えで。イルマー?(忘れた。金髪の方)の声が頭悪そうで微妙だった。
エロまわりはかなりよかった。ああいうガッつくようなセックスはいいね! 特に再会した時のあのどうしようもない感じとかとても良かったと思います。非常に好みです。ああいう「やりたくてたまんねー感」は俺にとってのホモの楽しみの大半である。
ポジションは出来れば反対が良かったのだが。陽気でアグレッシブな方がタチで、寡黙で男らしいけど実はナイーブな方はネコがいいです。でもジャックの乙女っぷりとかラスト付近のイルマーのヘタレっぷりとか可愛かったっスよ。ちょっとBL漫画のノリを思いだしたけど。許容範囲。
ただそれ以外の日常描写がどうにも退屈。ダルい。眠くなる。グリーンディスティニーの時も思ったんだが、ストーリーに必然性がないというか……いや、納得出来ない訳じゃなくて、お話としてそうする意味が分からないというか、要するにおもしろくない。ラストで「だからなんなの?」と言いたくなるところも一緒だ。
合間のグダグダっぷりに「これどうオチつけるんだろう」と思っていたらアレで呆れた。その後明らかになるジャックの乙女っぷりはやはり可愛かったが。それにしてもねぇ。
ていうかゲイ映画ってどうしてもこう、普通の恋愛話にならないな。高尚さを求めたり、耽美的・芸術的、あるいは倒錯的だったり。感傷的な悲恋に終わったり。
趣味としてホモを嗜む一個人としてはもっと俗で生臭くて下らない話がいいなぁ。そこらに溢れてる恋愛映画並のが。いや、そんなに下らないのだとさすがに見に行く気にならねーが、もっと普通のモチーフになればいいのに。くっつくこと前提で、安心してニヤニヤできるキュートなホモの映画が見てぇ。美景とか女性的でない、ハンサム程度の体格の良い男で。
無理か。無理だな。
・のこり
クロマティ高校、エターナルサンシャイン、親切なクジャムさん、隣人13号