D・V・D! D・V・D!(古い)
映画を見に行こうと思ったが挫折したので代わりにDVDを借りてきた。
雨の中、歩いていったというのに目当てのDVD(ヤングスーパーマン)はレンタル中…
どうやら俺のほかに二人は競っている奴がいそうだ。オノレ。
ヤングスーパーマン(スーパーマンが高校生の頃を描いたTVシリーズ)は主役の子が可愛いから気になっていたのだが(サイトの写真は妙にガキっぽいが、もうちょっと大人っぽくハンサムである)、実際見てみるとレックスがとても良い。特に吹き替え版の声がかなり、若いのに格好いい声でマッチしている。
新旧映画版スーパーマンのレックスはかなりコミカルに描かれているため、悪事に凄みがなく憎めない悪役だが、Yスーパーマンのレックスはクラークの親友という設定で、悪い芽は見せながらもクラークを好いている影のある役どころ。このあたりの描写がやけにシリアスなため、これから先、レックスが敵に回るのが悲しくてたまらん……。どうせアナザーストーリーなんだから、このままレックス親友でいこうぜ! とか思ってしまう。
さて、本日のDVD。
■スキャナー・ダークリー
イマイチ。予備知識まったくなし、ゲームやりながら吹き替えで見たおかげで、序盤の設定が良くわからねぇというのもあるが、それにしても退屈系。
かなり後半になってどんでん返しがあったところで「ほー」と思うが、その後すぐ終わっちゃうし。物悲しい終わりだし。
これ作った人がそもそもヤク中で、そのときの体験を下に作ったらしい。からこんな終わりなのだろうか。
■記憶の棘
設定に興味があっていつか借りてみようと思っていたもの。
うーん。微妙?
結局生まれ変わりが本当だったのかそうでないのか良くわからん終わり方になっているが、もうどっちでも良いって言うか……。
ミステリとしてもオカルトとしてもイマイチ深みがない。
ただ、ニコールキッドマンが10歳のガキに惚れる様は妙にリアリティがあって良かった。「どんな風に育つのか楽しみ」のあたりが特に。あと序盤のセックスシーン。俺は女より男のほうが好きだが、それでもエロくて宜しかった。
でもドッグヴィルのレイプシーンでナイーブになったり監督に説教くれるようなコなのに、こんなきわどいエロシーンがあるとはかわいそうに。まぁそれも仕事だけど。
■ラッキーナンバー7
ジョシュ・ハートネットはイライジャ・ウッドと一緒に出てたエイリアン映画の頃から可愛いコだと思っていたのだが、最近ちょっと出すぎじゃないですかね?
まぁこれはどこかで面白いと見かけたような気がして借りてみたもの。で、面白かった!
予備知識まったくなしで見て、メニュー画面のポップな感じから、オーシャンズ11みたいな話かと思っていたら、まったく違った。ボンボン人が死に、軽い雰囲気を漂わせながらも、非常に重くて切ない話であった。
タネは序盤であらかた察しがつくものの、それでも見ていて楽しいというかのめり込める。あと何気にルーシーリューがチャーミング。吹き替えが全キャラマッチしててお勧め。
ただラストシーンはもう少し重みが欲しかったな。確かに驚いたが、種明かしがただの回想というのがちょっと、芸がないと思った。ていうか空港(?)→回想前半→登場→回想後半、の方が良かったんではないかと。「えっ? なんで?」という単なるインパクトより、「ん……? おお?! もしかして!」という期待込みの驚きのほうが後を引くと思う。
返す前にもう1回見たい。
あ、序盤でジョシュの上ヌードが見放題なのも良いと思う。そんなに太くはないけどガリでもないから許す。外タレは基本マッチョで良いのう(毎回言ってる)。