« 「トトロの森」購入へ=宮崎監督らの寄付受け-東京都東村山市 | メイン | 最近食べたもの »

いつもの感想メモ

■ザ・シールド
Gyaoで。荒くれ警官の米TVドラマ。気づくのが遅くて6話あたりからしか見れなかったが、面白かった。
主人公が犯人逮捕のためには手段を選ばない警官で、しかもスキンヘッドにチビで太め(ファンタスティックフォーの岩男)。正義より悪に近いようなやり口がすげぇ。
ところでゲイの警察官がレギュラーの中にいるんだが、これがクリスチャンで同性愛を病気と考えて苦悩する様が妙にリアルで面白い。ゲイを治すためのセミナーに出ることを、嬉々として相棒に語ったり。
米ドラマのセオリーで、シーズンが引いて終わるので続きが気になるわけだが、レンタル屋じゃ見かけないし、忘れたほうがよさそうだ……。
しかし米ドラマの悪いところは、面白いと際限なく続いてしまうところだな。うれしいけどダレることもあるわけで。ERとかもう終わっていいだろ、と。LOSTも2シーズンくらいで終わってくれたほうがよかった気がする。

■パプリカ
うーん。ちょっとイマイチだった。というのも、同じマッドハウスのTVアニメ、妄想代理人と似た部分が多くて。音楽が平沢進だったり、オッサン刑事が第2の主人公だったり、妄想代理人では次回予告に使われていた語り口調が劇中で頻繁に登場したり。てかこの語り口調が俺、嫌いで。妄想代理人のときは使いどころがハッキリしてたし短かったから気にならなかったけど、こう頻繁に出てくるととても不愉快。なんていうか、面白くねぇし白ける。あとオチ部分も妄想代理人に似てる。
それとアレだ。この映画のメインである夢の世界の描写がまったく夢らしくない。実写映画のステイとかセルのほうがずっとそれっぽかった。「何でもできるアニメなのにどうして?」と思ったが、アレだ、アニメだから余計難しいんだな。実写(+CG)で作った幻想的な絵って、現実にはありえないから「幻想的」と認識されるけど、ハナから何でもアリなアニメ絵だと、突拍子もないことやってもまったく不思議に見えないんじゃないかと。
パーフェクトブルーで「コレをアニメでやらなくても」と言われてて、「んなもん関係ねーだろ」と思った俺だが、アニメにも不向きなモチーフがあるんだなーと感心した。

■ギャングスター
ロック様のアメフト映画。ロック目当てで借りてみたが、スポ根映画としてフツーに面白かった。
少年院っぽいところに勤めているロック演じる主人公が、ガキどもの更正のためにアメフトチームを結成するという、実話に基づいた話。
ストーリーはスポ根モノのお約束どおり、結成から挫折を経て勝利をつかむというそのまんま。でも手堅くできているから、安心して楽しめると思う。
ロックの巨乳でモリ上がったTシャツが腹でヒラヒラしちゃうところとかをニヤニヤ見ていたが、アレだ。米では本当にあっけなく人が死ぬな。アレ、映画だからってわけじゃないんだろうな、と、すこししんみりしたりもした。

■ブラックダリア
うーん。イマイチだった。
もともと有名な原作があるせいか、冒頭に「掴み」がない。のめり込めない。ジョシュも相棒も好みのタイプなんだがどうにも退屈でダラダラ見てて、終わる直前にようやく話が動いて多少まじめに見た感じ。残念。

■あるいは裏切りという名の犬
コレは面白いぜ!! 面白いといってもスッキリ爽快なノリではなく、腹にズシンと来る重い系なんだが。とにかく渋い。初っ端の音楽も良くて、ハラハラドキドキ画面に釘付けな2時間であった。
惜しむらくは××(危なっかしくて可愛い)の忠誠心が明らか過ぎて、ラストにスリルがない所。あとドニが普通にロクデナシで、話が単調っつーか。昔のドニとのエピソードがあれば、もっと渋みが増したんじゃないかと思った。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jeha.org/mt3/mt-tb.cgi/1008

コメントを投稿

About

2007年10月14日 23:21に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「「トトロの森」購入へ=宮崎監督らの寄付受け-東京都東村山市」です。

次の投稿は「最近食べたもの」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。