2006年10月18日
バンピートロット
都心部に出る機会が無くなったので結局amazonで買った。
ちなみにヒゲハゲマッチョも買った(GOW)。信もボチボチ続けています。
ずっと家にいると会社で仕事をしているより更新が大変だぜ。
ということで簡単に感想。
もっとヌルいRPGを予想していたら、以外にハードなアクションRPGであった。気を抜くと雑魚1匹でも殺される。むしろボスの方が楽だったりする。
ロボットバトルアクションを中心に、音ゲー、生活(家、交易、株、着せ替え)、冒険(自動生成ダンジョンで宝箱漁り)、などなど寄り道満載。
しかし年のせいか、最近こういういろんな要素のあるゲーム、特にRPGって面倒臭くてね……。まぁこのゲームは寄り道することが前提の作りにはなっていなかったから助かった。たとえば株をやりこなまいと金がキツい、とかそういうのは困る。
金策(大型化石とサメ)以外殆ど手を出さずにメインストーリーだけ追ってクリアタイムは14時間。ちなみにクリア時の呼び名ははらぺこカウボーイでした……。しまらねぇ……。
システム周りはしっかりしていて良くできている。全体的に佳作という印象。
ただ、「どうしてこんな簡単なことが出来ないんですか!」という気遣いに欠ける部分も。リストの一番上で上を押した時に一番下に行かないとか、ゲーム中のロードどころかソフトリセットもないとか。セーブデータあるのにタイトルでのカーソル位置が「はじめから」になってるとか。致命的なのがイベントが絶対スキップできないとか。イベント後にボス戦があったりするとやりなおしが超ダルい。
あと残念だったのが、服や髪型の種類が少ない所。少ない上にコスプレものがメインで、普段着に出来る服が全然ない。デフォルト服、カウボーイ、オーバーオールくらい? 上下セットだから組み合わせも出来ないし。
あとウンコだったのはシナリオ周り。ほのぼのした見た目に合わせるためにか、シナリオで無理をしすぎの感がある。
それと、ヒロインとの恋愛要素が押しつけがましい。不愉快。単に進行上の情報を得ようとヒロインに話しかけると、
(コニー……) (ヒロインの名前を呟く主人公)
プレゼントを渡しますか?
はい
いいえ
これ毎回。ウゼエエエエエエ!!
そのうち話しかけるのをやめたわ。ヒロインだけ声優棒読みだし。
所々でNPCを連れ歩ける選択肢が出るんだけど、それも女子限定だしな!
男子とイチャつかせろとはいわんが(そもそも仲良くしたい男子もいねーってか出来る近さの2名はデブとチビである)、無理矢理恋愛させるなや。
一応会話の選択肢はいくつかあるけど、極端すぎて選択の余地がないし。ただのいい人としてコニーと距離を保つのに必死でした。
システムは手堅く良い感じにまとまっているのに、シナリオ、設定まわりが気に食わない……。桜坂と同じか。アレよりはマシだけど。
でも良くできていると思うんで、興味があればやってみるが良いと思う。廉価版だし。値段分は遊べるでしょう。
以下遠回しなネタバレシナリオ感想。
たとえば序盤、人が集まっている所にミサイル打ち込まれて主人公が撃退するんだが、その後のセリフ。「怪我人が出なくて良かった!」
いやいや、ありえねーよ! あんだけミサイルドコドコ打って、建物ぶっ壊れまくってるのに、死人ならまだしも怪我人すらナシって!!
そういう欺瞞が多い。そしてその欺瞞を押し通すための工夫(ギャグっぽい演出とか)がないし、別所ではヘビーな背景もあったりしてバランスが全くとれていない。
特に酷いのがクライマックス。街に大規模な空爆を仕掛けた相手に向かって「この人だって苦しんだんだから、許してあげて」。
おめぇ何人殺したと思ってんだ、と。てかまた怪我人ナシですか?
またこの「苦しんだ」理由が、メインストーリーでハッキリ語られないから(サブストーリーとしてあったが、見つけにくい)、感情移入もできなかった。こういう部分は問答無用で語ってもらわないと。「なんだコイツ?」で終わってしまって、後で理由を知っても「フーン」程度のインパクトしかない。先読み回避、インパクト重視のためかも知れないけど、あそこは切ない気分を重視するべきだろう(それにしてもウンコな設定だと思うが。一気に冷めたお)。
他にもいろいろ、チープな部分と、ヘビーな部分のバランスが取れていないと感じた。ただの楽団員(推定10代)が市民軍の物資管理してたりね。どんだけ人いないんだ、と。ていうか正規の軍隊いねーのかよ! と。
あと気にいらんかったのが、機械批判(および反戦)が目立つ所。というかそれがテーマになっているところ。早い話が説教臭い。説教臭さを隠していない。俺はテメーの主張を聞くためにゲームせいてんじゃねー! とでも言うか。
トロットビークル(このゲームのロボット)は人を暴力に駆り立てる悪魔の機械だ! という主張をする人は多く、クライマックスにまで絡んでくるが、それに対する反論が一切描かれていない。強いて言えば今までの主人公の行動くらい。それでは弱い。ラストにババーンとビークルの活躍が欲しかった。しるこや甘酒に塩を入れるように、砂糖だけでは引き締まらないんですよ。両方ないと。ていうかこれでは塩だけ入ったしるこです。ビークル批判は隠し味程度にしておいたほうが味わいが出ると思った。
投稿者 jeha : 2006年10月18日 13:30
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